渋谷ヒカリエ特集

渋谷に新たに誕生する複合施設「渋谷ヒカリエ」。その魅力のすべてに迫る!

ヒカリエ誕生物語 最終回 “来て、見て、体験”、「渋谷ヒカリエ」の魅力

エンタテイメントシティしぶや、ヒカリエがその中心になる。

 来る4月26日(木)、「渋谷ヒカリエ」がいよいよオープンする。これまでヒカリエをさまざまな角度から紹介してきたが、そのオープンとともに連載も最終回を迎える。ヒカリエは、今後10年以上にわたる渋谷駅周辺開発事業のリーディングプロジェクトだ。そこで今回は、東京急行電鉄株式会社 取締役 執行役員 渋谷開発事業部 事業部長の大野浩司さんに、15年後の渋谷と、それをリードするヒカリエの役割について聞いた。

感度の高い人たちが集まり、刺激し合って連鎖するアイデアの宝庫に。

「渋谷を“日本一訪れたい街”、ライブ感のある一大エンタテインメントシティに」と大野さん

 大野さんは15年後の渋谷と、ヒカリエの立ち位置を以下のように説明する。 「渋谷を“日本一訪れたい街”、ライブ感のある一大エンタテイメントシティにするのが目標です。また、渋谷はホスピタリティ(おもてなしの素材)をたくさん持っている街でもありますから、情報発信をしっかりとしながら、より個性を際立たせて日本中あるいは世界中からお客さまを招きたい。『渋谷ヒカリエ』がその中心になると考えています」
 ヒカリエについてあらためて見ていくと、今更ながら、これだけ多彩な要素が集結している施設は珍しいと感じる。地下3階〜地上5階には東急百貨店が運営する新たなスタイルの商業施設「ShinQs」があり、6〜7階にはバラエティー豊かなカフェ&レストランを設置。その上の8階はクリエイティブスペース「8/」、9〜10階には「ヒカリエホール」、そして11〜16階はミュージカルを中心とした劇場「東急シアターオーブ」まで備えているからだ。大野さんも「シアターオーブでミュージカルを見た後、朝の4時まで営業している飲食店で語り合って始発電車で帰宅するなんていう使い方もできます。ヒカリエの各施設を連携させて楽しみながら、お客さまには自分なりの新たなライフスタイルを見つけていただきたいですね」と語る。
 さらに17〜34階のオフィスには、今後の日本をリードしていくであろうIT系などトップランナーの企業群が入居するという。「渋谷は、流行の最先端をいく人たちが行き来する街。最先端の企業で働く人たちにとって、街全体、ヒカリエ全体がアイデアの宝庫になり得ると思います。ヒカリエは感度の高い人たちが集まり、刺激し合って連鎖するという、渋谷の中心にふさわしい施設になってくれるはずです」と大野さんは期待を寄せる。

ヒカリエの未来をつくるのは“一人一人のお客さま”である。

ヒカリエは渋谷の街を縦に積み上げたような、街の変化がリアルタイムで体験できる施設になるという。まさに渋谷の中心を担っていく

 渋谷はいろいろな個性を持った店や施設がコンパクトにまとまり、移動もしやすい街だ。ヒカリエはそんな渋谷の街を縦に積み上げたような、渋谷の変化がリアルタイムで体験できる施設になるという。最後に大野さんはこう結んでくれた。「お客さまには毎日変化があるヒカリエを訪ねていただき、その場で起きていることをツイッターなどでどんどん情報発信してほしいと思います。実際に“来て、見て、体験する”のが、ヒカリエの魅力を知っていただくには一番だと確信しています」。そう、ヒカリエの未来をつくっていくのは、ほかならぬ“一人一人のお客さま”だ。そして彼らこそが、「エンタテイメントシティしぶや」の担い手となるに違いない。

文=田中雄二
写真=林 正